2023年の山梨ヌーボー&新酒が解禁。今しか味わえない、フレッシュな味と香りを堪能!

最高の天候に恵まれ、美味しいブドウが収穫できた、記念すべき当たり年の2023年。「山梨ヌーボーまつり」で、新酒をいち早くチェックしてきました。

2012年以来、11年ぶりの5つ星。2023年の新酒の、素晴らしさを堪能!

今年の山梨ヌーボーは見逃せない! 山梨県ワイン酒造組合が発表した2023年のミレジムの評価は、最高ランクの5つ星。なんと11年ぶりとなる高評価は、雨が少なく、好天に恵まれたことが要因でした。梅雨明けも早く、7月下旬にはヴェレーゾンとなり、その後も晴天が継続。台風の上陸もほとんどなく、山梨県県内の多くの地域では例年と比較しても、ブドウ果実の糖度が1〜2ポイント高い状態で収穫されました。そのため、より凝縮感が出て美味しいワインが誕生。新酒とはいえ、飲み応えのあるものも登場、より幅広い味わいが楽しめる年となりました。

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田崎真也さんも絶賛!今年のヌーボーはよりふくよかな味わいが楽しめる、出色の出来

解禁日の11月3日は、東京・芝公園で『山梨ヌーボーまつり』が開催されました。ソムリエのレジェンド、田崎真也さんもオープニングに登場、この日は例年になく夏日のような暑さで、ポロシャツでの登壇でした。「今年は5つ星甲州は一般的に、カルパッチョなどの魚介料理と相性がよいのですが、今年の甲州はブドウの糖度が高かった傾向にあり、より味わいがふくよか。カルパッチョを合わせるときも、さらに少しクリームチーズを載せるなどで、よりリッチな味わいを楽しむのもよいと思います(田崎真也さん)」。

甲州とマスカット・ベーリーAの新酒が“山梨ヌーボー”。その他の品種の新酒も見逃せない!

フランスのボージョレー・ヌーボーのように、山梨県でも日本が世界に誇る固有品種を使った新酒を飲んで盛り上がろう、というコンセプトから始まった山梨ヌーボー。甲州とマスカット・ベーリーAを使ったワインが山梨ヌーボーという定義ですが、一足早くリリースされているデラウエアや、山梨県で愛されているアジロンなどの新酒も人気で、数多くのファンがそれぞれのお気に入りを堪能していました。チケットを購入すると、試飲券に、オリジナルのグラスがついてきます。

『wa-syu』バイヤー・菊地が、『ドメーヌヒデ』のヒデさんこと渋谷英雄さんを発見!毎年「山梨ヌーボー祭り」で圧倒的な人気を誇るヒデさんのブースは長蛇の列。毎年リリースしている新酒のシリーズ「愛してる」は、今年は微発泡のスパークリングで登場しています。ヒデさん手描きのほっこりイラストで大人気のラベルは、その年にあったさまざまな出来事が描かれているのにも注目。じんわりと心と体に沁み入る、マスカット・ベーリーAの美しい色と旨みあふれる自然派ワインは、必ず味わっておきたい逸品です。ブースには八巻さんの姿も!

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現存する日本最古のワイナリー『まるき葡萄酒』。甲州を知り尽くした山梨のワイナリーらしく、2023年も甲州の新酒をアピール! 『wa-syu』でも毎年人気の定番銘柄なので、今年の出来ぐあいをチェックするのにもぴったりです。この日は「デラウェアにごり」も登場、フレッシュな香りをそのまま無濾過で楽しめる一杯にも行列が出来ていました。

写真左から:
デラウェアにごり 2023/2,090yen(税込)
甲州 2023/2,090yen(税込)

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『岩崎醸造』はレトロなラベルが可愛いと、若い世代から人気!現在は山梨県の勝沼でしか栽培されていない幻の希少品種・アジロンダックを新酒にした「シャトー・ホンジョー アジロン」にも注目です。甘美な味わいと爽やかな酸味が感じられるアジロンが、今年はひときわしっかりとした味わいに仕上がっています。この日は白嵜裕太さんが元気に参加していました!

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『シャトージュン』もヌーボーをリリース。この日は暑かったこともあり、スパークリングタイプは大人気!巨峰とピオーネでロゼ、デラウエアで白の新酒をリリース。おしゃれな透明ラベルで、クリスマスにもぴったりの華やかさです。

※wa-syuでは『スパークリングデラウエア 2023』『スパークリング巨峰ピオーネ 2023』は販売しておりません。

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星5つの記念すべきミレジム、2023年。『wa-syu』バイヤー・菊地も「今年のヌーボーは全体的に高レベル。美味しいものが多く、発見も多かった年でした。これからのリリースも楽しみです!」と高評価。今年はぜひ、一段と美味しくなった、山梨ヌーボーと新酒を堪能してみてください。

品種で選ぶと、日本ワインはもっと楽しい!
ブドウ品種別ガイド

ブドウ品種で選べば、日本ワインがもっと楽しくなる。日本固有種から欧州系品種まで、品種ガイドと、ワインエキスパートおすすめの銘柄を紹介します。

日本ワインで、日本をもっと深く知る。
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日本の感性と職人技を生かした名品が次々と誕生し、国内外の食通を惹きつけながら、進化し続ける日本ワイン。南北に長い日本列島の各地で栽培・収穫されたブドウのみを使用し、日本国内で製造された「日本ワイン」は、その地域の気候や品種によって性質もさまざまで、そのため多様性に富んだ味わいが特徴です。北は北海道、南は九州・沖縄まで。日本全国より、wa-syuが厳選した50以上のワイナリーをエリア別ガイドでご紹介します。

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